名も無い駅で
行き先の分からない電車を
何時間も
待っていた


無数の記憶の残骸をつめこんだ鞄を
コインロッカーに入れ


ポケットの中の
私の小さな亡骸だけを
握りしめ


ここではない別のどこかへ
誰も私を知らない場所へ