そして私だけが時の流れにのれない

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世の中が変わっていくことが
哀しいのだと思っていた。

花が散り、
葉が落ちてまた緑が芽生え、
ビルが建ち、
人の心がうつろうことが。

でも本当は、
全てのものが、
時の流れとともに変わりゆく中で、
私だけが変われないことが
こんなにも哀しいのだ。

私の心だけが変わらない。
古い映画を愛し、
過去の恋人を想い出し、
もう目覚めることのない友に泣く。

人々が皆忘れていくものたちが愛しくてたまらない。
それがこんなにも孤独なのだ。

このまま永久に宇宙を浮遊しつづける塵になる。
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