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月光(Once Upon a Time in the Moon Light)

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生まれたままの
私のすがたを初めてみて
綺麗だと
言ってくれた

その声が
幾重にも重なり
響きあい
揺れて
波になる

上気する頬が
砂に崩れて
濡れる

唇で
柔らかく触れて
撫でて
吐息であたたかく
包んで

耳朶は噛まないで
声聴かれたくないから

顔は見ないで
伏せた睫毛の先の震え
とまらない

明かりは灯さないで
ブラインド開けて
月の姿見せて

二人
豊穣の闇を抱いて
このままでいたい
溶けていく
ほどかれて

いく

遠くに船の汽笛
海がそこに
あるから

月の光の木陰に
横たわる

火照る肌を
冷やして
その立ちこめる水の香で
時を
超えて

白い波の上で
再び
あなたに

逢いたい
逢いたいよ

朝露が消えないうちに

もう二度と
もう一度

このままで
月の木陰へ向けて
感謝をこめて

BY 空花
music:Beethoven Moonlight Sonata
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